中国
中国に輸入される無線設備は、「中華人民共和国無線電波管理条例」を基本法とし、1996年1月1日実施の「中国無線電波放射設備輸入管理規定」、および1999年1月1日実施の「微弱電波(短距離)無線電信設備管理規定」により管理されています。対象機器を中国へ輸出または製造・販売するためには、情報産業部 無線管理部門が実施する型式認可を受け、型式認可番号を製品上に表記しなければならなりません(認証マークはない)。申請は国家無線検査センター(SRRC)へ行い、中国国内登録試験所にて試験及び試験レポートを作成の上、SRRCで審査の後、無線管理局が認証書を発行します。製造工場はISO9000の品質システムが要求されます。
規格 |
現地試験 |
現地代理人 |
工場検査 |
法令 |
◯ |
× |
× |
※当局が公示で指定した微弱(短距離)無線機器は除外
SRRCへ申請 → 中国国内登録試験所での試験/レポート作成 → SRRCによる審査 → 無線管理局より認証書発行 → 販売
・SRRC申請書
・委任状
・営業許可書(登記簿)のコピー
・ISO証明書のコピー
・外形寸法図
・ブロック図
・回路図
・ラベル図
・基板レイアウト
・取扱説明書
・試験サンプル(台数は製品によって異なります)
・機能説明
・試験用ソフトウェア
・試験手順書
・アンテナ仕様書
・外観写真
製品に表示する認証マークはなく、下記の書式に従い認可番号
その他、申請者の社名およびモデル名を記載する必要があります。
CMIIT ID: XXXXXXXXXX
・当該規制に合致した設備には、10桁の認証番号が割り振られる
・表示は各製造者にて実施 (ラベル等の購入は不要)