経済部・標準検験局(BSMI)は1991年に設立されました。輸出入・国内販売される製品検査、輸出入・国内の電気・電子製品は電磁環境適合性検査が要求されます。2005年7月1日よりIT機器へのEMC要求に加えて安全要求が追加されました。対象となる電気・電子機器は下記3つの申請カテゴリーにHS codeにより分類されます。お問い合わせ頂く際には貴社・製品のHSコードをお知らせください。
規格 |
現地試験 |
現地代理人 |
工場検査 |
CNS |
△ |
◯ |
△ |
※ 認証費用・納期についてはこちらよりお問い合わせください。
※ HSコード:国際貿易において商品の名称および分類に使用される「6桁の番号」
HSコードは「税関」の最新版よりご確認ください
1) RPC (商品験證登録制度)
・ほとんどの電子・電気機器が対象
・試験要求:EMI/安全/工場検査(製品によって異なる)
・認証・有効期限:3年
・対象機器の例:電子機器、消化機器、建造物、ガス器具、ベビー用品、
電動式手動器具、防具等
2) TA (型式検査+バッチ(ロット)検査) |少量生産向け|
・ほとんどの電子・電気機器が対象
・試験要求:EMI/安全(製品によって異なる)
・認証・有効期限:3年
・工場検査はないが、通関のたびに検査のため7~10日必要とされるため、
EMI試験のみが要求される製品で、輸出台数が少ない場合に有効的である
・対象機器の例:ガソリンタンク、たばこのライター等
※RPCとTAの両方に該当する多くの製品については、
申請者がどちらの認証を取得するかを利用用途によって判断することができる
3) DoC (適合性宣言)
・25のITE機器が対象
・試験要求:EMI/安全(製品によって異なる)
・工場検査なし
・対象機器の例:コンピューター製品、メインボード、挿入カード、
デジタルカメラ、デジタルスチールビデオカメラ等
■ EMI規格
情報処理機器 (ITE) |
CNS 13438 |
ISM電磁調理機器、電子レンジ |
CNS 13803 |
一般家庭用機器 電動工具 |
CNS13783-1 |
■ 安全規格
情報処理機器 (ITE) |
CNS 14336 |
電子機器 |
CNS 14408 |
一般家庭用機器 |
CNS 3765 |
※一般家庭用機器は性能試験(CNS 2026)が要求されます
※IT機器の製品安全認証について、BSMIに登録されるNCB/CBTLのCBレポートは、
台湾国内の指定試験所でのCNSレポートへの書き換えることで受け入れられます
・現地代理人
・BSMI申請書
・宣言書
・取扱説明書(Class A機器のみ英文可)
・回路図(部品位置を含む)
・ブロック図
・ノイズ対策部品リスト(製造者/モデル/仕様を含む)
・ラベル図(中国語・繁体字)
・シリーズモデルの説明文書(申請モデルが2つ以上ある場合)
・確認書(Class A機器の場合のみ)
・取扱説明書・ラベルの警告文(Class A機器の場合のみ)
・安全重要部品リスト(VDE/SEMKO/ULなどの認証情報含む)
・電源コードセットのBSMI認証書
・電源のBSMI認証書
「ロゴマーク」および「R+現地代理人(申請者)の番号5桁」を表示
「ロゴマーク」および「T+現地代理人(申請者)の番号5桁」を表示
「ロゴマーク」および「D+現地代理人(申請者)の番号5桁」を表示